ビドウェル氏の私生活

ビドウェル氏の私生活  ジェームス・サーバー(1894-1961)

 ビドウェル氏の癖は、息を止めることだった。そしてハアハアという音は、夫人は耳障りに思った。そのことで絶えず言い争いになった。ビドウェル氏は一週間ばかりその癖をなんとか止めていたとき、二人揃ってパーティーに出かけた。そこでも癖が出て言い争いになった。ビドウェル氏はきれて、かってに出て行けと言ってしまった。そうすると息を止めることに興味を失った。そして1,2ヶ月上手くいっていたときビドウェル氏がぼんやりしていたとき、夫人は何をしているのかと聞いた。するとビドウェル氏は暗算をしているのだ。と答えた、このことで夫婦仲が決定的に悪くなり離婚してしまった。

理解できない話だね。息をめてハアハアといってとことを、夫人もひそかに期待していたことだったんだね。

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チェーカイさん

チェーカイさん  モツナール・フェレンツ(1878-1952)

友人も家は、世界一の幸せものと思われていた。妻はおとなしく素直で、かざらない性格で、貞淑を絵に書いたような女性だった。夫は結婚後、太っていき何ごとも不精になった。妻は、そんな夫をやきもきさせるため、架空のチェーカイさんという人物を持ち出して、夫の気を引こうとした。最初はそんなもの気にならなかった夫も、そのうちチェーカイさんに嫉妬するようになった。妻は チェーカイさんのことを表立って持ち出すことはなくなったが、夫の嫉妬は収まらずそのうち離婚してしまった

架空の人物が、実在の人物のようになってそまった。嘘から出た誠ということか、ちょっと違うかな。

   

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ジュール叔父

ジュール 叔父は、田舎でさんざん不義理をして、親族一同がアメリカに送り出したのだが、アメリカから来た手紙によれば成功してひと財産を築いたみたいだった。この手紙により180度ジュール叔父に対する評価は変わった。家の家族は、そのうちジュール叔父が、アメリカに呼び寄せてくれるに違いないとか思っていたりしていた。ある時、娘の結婚式の後、家族で近くの島に旅行に行ったとき、親父が牡蠣を娘たちにご馳走してやろうということになったとき、その牡蠣を剥いているのが、あのジュール叔父らしかった。一家は、ジュール叔父が家族のところに戻ってくることを恐れて、見つからないように島から帰った。

これは、剽軽な家族の話だね。お父さんがいい味だしているね。ケチで見柄張りだしね。

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孔乙己

孔乙己  魯迅  1923年作

孔乙己は、科挙を目指したが叶わず、生来の飲んだくれで身を持ち崩した人物だった。ただ愛らしい人柄だったので、酒場では人気があった。孔乙己は筆写の仕事をしていたが、飲んだくれてその仕事もできなくなり、少額の盗みをすることで生活しているらしかった。酒屋ではそんなことはことはせず、支払いはきちっとしていた。ある日、ぼろぼろの姿をして酒場にやって来て、酒を所望し、その日から孔乙己は見かけなくなった。

ふうーん。孔乙己はどこかで、捕まってしまったのだろうね。

こんな地味な話、ブログで書いていいのだろうか

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警官と賛美歌

「恐ろしい話」が終わったので次ぎはちくま文学の森の中の「怠け者の話」

警官と賛美歌 オー・ヘンリー  1906年作

ソーピーはホームレスだった。冬の間は島の刑務所で過ごそうと思った。上等のレストランに入ろうとしたが、姿のみすぼらしさを咎められ、投げ出され。安いレストランでは警官に連れ出されるまでもまく投げ出されたりと、悪事をするのだが、罪に問われることはなかった、絶望して教会にき来て賛美歌を聞いてみると。昔の真人間になろうと決心した。すると、警官に不審人物と見られて捕まり、刑務所に入れられてしまった。

怠け者の定義は難しいね

オー・ヘンリーは上手いね。この話もしっかり落ちがついているね

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