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イラク対スペイン戦について

イラクが健闘と言えたのは、スペインが点を取るまででしたね。

それから、イラクにとっては絶望の時間が訪れました。

全然イラクにボールが渡らない。スペインがイラク陣内で、戦後左右にボールを振り回すだけです。ファールすら、させて貰えない。

アジアサッカーに携わる人にとっては、こういう試合は悪夢ですね。

スペインは先制点を奪うのは苦労はしていた。そこまではイラクの健闘も目立った。

スペインとしては、勝てばいいと思っていたみたいで、後はゴールを無理には狙わず、ボールを前後左右に回していただけでした。

目立ってやろうという、個人の欲求すら感じ取れない。チームが勝てればいいという目的だけが、そこにはあるかのようでしたね。

日本をイラクに置き換えても、見事なパス回しを見せつけられるだけで、得るものは少ないかもしれないですね。

なので、W杯において、ハイレベルのチームとの強化試合は、必ずしも得るものが大きいとは言えそうにはないとも言えますね

ハイレベルの試合をみてつくづく感じることは、日本のアマチュアのコーチとか評論家の言うことと真逆のことをしているなあ。ということですね。

スペインにとって、バックパス、横パス当たり前です、相手にインターセプトされない技術があってこそなんでしょうけど、日本のチームで、これほど頻繁にバックパス、横パスをするのを、見たことはないですね。受け手の足元にピタリ、ピタリ吸い込まれます。けっこう早いそのパスを受け手も簡単に捌いて、ワンタッチして、即次ぎのポイントへ。

これは曲芸に近いですね。そして、無闇に味方をフォローするような動きはしないみたいです。適度に間隔を保つのが重要で、陣形を見だしてまでも、ボールは追わない。放っておいても、相手のボールは、自分たちの手に即落ちる、蜘蛛の巣みたいですね。イラクは、後半になって徹底的に虐げられました。

バックパスはするな。危険な横パスは自重しろ、味方のフォローをしろ。

そういうように教育されてきた日本の選手には、こういうプレーをするのには、根本的に無理があるのかも知れないですね。

子供のときから、世界を見据えて、育てていかなくては、スペインの選手みたいにはならないでしょうね。

一種のサッカーロボットかも知れません。

ボールは友達、楽しくサッカーを。という世界とは違っているような気がします。

相手の隙を小ずるく突き、絶望を相手に与えるような、心底に意地悪さがなければ、サッカー選手としては大成しないのが、ワールドクラスなんじゃないのかな。

スポーツは、日常と異質な空間を現出するものだけど、現実の影も引きずると言えそうです。

コツコツと人間の善性を信じていきているような日本人は、真面目なサッカーを指向するようです。

するべからずという言葉を多用し、チームメイトと助けあいながら、フォローしながら戦うというのが、日本人には、一番フィットしているようです。

一方、世界の潮流は、個人がしっかりとした持分を守り、馴れ合わず、相手の弱点を突くが、ミスを犯さないことを求められる。リスクは取らない判断が一番重要。相手は徹底的にいたぶっても良し

ハゲタカファンドみたいですね。

現実世界同様はサッカーの世界も、悪意の方が勢力は強いみたいなので、善性に頼ったやり方では、スポーツの世界では、口惜しい思いをするだけでしょうね。

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