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オランダが教えてくれているもの

ユーロでのオランダチームの衝撃は、各所で話題になっているね。

ネット上でも話題にする人が多いけど、話題にされ方が卑小な気がするね。

カウンターの鋭さ、ロッベン、スナイダーのシュートの見事さと言った点のみの言及とか、過去のオランダチームの決勝トーナメントとかでの脆さとか、チームワークがそのうち瓦解するとか、言っている人が多かった。評論家ですら、そういう表面的なことの言及のみに終始している人が多かった。

今回のオランダチームも過去のチームの延長の上でのチームだし、より錬成されてきただけかもね。

オランダが積み上げてきたことの実りがああなったとも言えるし、ファンバステン監督の手腕にもよるのかも

自分が、このチームに衝撃を受けているのは、個人の身体能力いかんに頼っていないことなんだね。

クラブチームとかでは、アフリカ選手をフィジカルなポジションに配置し、戦術とも絡めてとんでもないレベルで完成されたチームとかがあるけど、

そういうチームは、輝いているのだけど、人工的に構築されたもののように写る。

対して、オランダには、フィジカルも強いのだけど、そういう側面より、どう戦うのかにしっかりしたビジョンがあり、選手それぞれがそのことに対する理解が深い。控え選手も投入後即、チームに順応できるようになっている。

そして、これも言えそうなんだけど、あっけなく負けてしまう可能性のあるチームでもあるんだね。歯車が狂ってしまったり、先制されて、本当にガチガチに守られたりしたら、簡単に負けそう。

これもオランダが選択した結果なんだろうけど、その潔さにも感心するところだね。

せこく勝つ、そういう選択を放棄した結果がこうなるんでしょうね。

勝ちのみに執着したんじゃ、サッカーはこんなにも世界で人気が出なかったはずだわね。オランダが世界のサッカーに多大な貢献をしたとも言えそうですね

どういう風に勝てばいいのか、そういうことの思考の結果が、このチームを作り上げてきたのだとすると、オランダ国民のスポーツを観る目の成熟が素晴らしいとも言えますわね。

オランダチームが戦う戦術も、素人の自分でも分かるくらいシンプルなもの。

後方確保。相手に反撃される目がなくなると、前後左右にボールを振り回して、相手の隙をつく。ボールを奪っても、相手の陣形が整っているときは、カウンターしない。

無理にプレスをかけてボールも奪いにいかない、味方との距離を適宜取ることが大切で、全選手、絶えず自分のポジションを絶えず見直して、落ち着いて行動。陣形を整えるのに本当に気を使っていた。

トータルフットボール、絶えざるポジションチャンジという、過去の旋風を起こしたオランダが、それ以前の先祖帰りしているみたなところが面白いですね。

でも、根っこのところは、新しさの追求がるみたいなのが面白い。

集団で戦うとはどうゆうことなのかを思考すると、こういう結果になるのかな。

攻撃的な選手を投入して、即攻撃的になるというのは、考えてみたらおかしいですよね。

攻守一体がサッカーなんだから、守れてこそ攻撃もできると考えた方が納得いきますわね。

選手が疲れているから、交代というのが、本当は正しい交代なんでしょうね。

オランダの選手交代はそういうような気がする。部品交換みたい。

選手の特性とかで、あれこれいじれる可能性というのは、最先端のサッカーでは限られているというのかも。

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コメント

はじめましてwink
EURO面白いですよね♪
ボクもすっかり寝不足の毎日です(笑)

投稿: ますしす | 2008年6月15日 (日) 23時17分

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