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三浦右衛門の最後

三浦右衛門の最後  菊池寛  大正五年

三浦右衛門は、織田信長によって滅ぼされた今川家の当主の寵愛を受けた小姓だった。主家滅亡時に城から逃げてきたのだった。河原で遊ぶ子供たち逃げていこうと思っていた高天神城への行き方を聞くと、子供たちにバカにされ、その近辺の若者には、捕られたたが、武士らしからぬ命乞いをして、なんとか高天神城にたどり着いた。そこの城主は取り敢えず、日和見をしてそれなりに歓待したが、駿河で右衛門が主家から逃亡したと分かると、その城主は右衛門を殺そうとして、目前に連れ出した。そこで右衛門は命乞いをした、腕一本切ったら許してあげようと言うと。それでもいいというので腕を切られた、それでも城主は殺そうと思っていたので、もう一本切られたいいだろう。と言うとそれでもいいといい、そのように腕、足を次々と切られ、最後に首を刎ねられた

恐怖度チェック

何かしらないけど、これは怖い現代的な怖さではないけど、確かに怖い話だ

武士道とは死ぬことをみつけたり。なんていうけど、物凄く残酷なことなんだとこの話を読めば分かるね。武士道の綺麗な側面ばかり強調されているけど、グロテスクで残酷な側面も見逃すことはできないね

可愛そうな三浦右衛門。寵愛を受けたといっても自分の責任ではないのに、惨たらしく当時の世相では殺されなくてはいけなかったのだね。この話は大正五年作。大正デモクラシーの世だから発表できたのだろうね。これが時代がもう少したてば、もう世相はこのような話を許さなくなっただろうね。

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